現実を冒険する

子供の頃に、野山を駆け回った経験があるという人や、友達同士で冒険に出かけたことがあるという人は、現代では少なくなっているのではないでしょうか。
夏休みや冬休みといった長期休暇であっても、家族の都合などから田舎へ行ったり、自然豊かな場所へ行ったりする機会はなかったという人も多いことでしょう。
では、そうした経験をどこでしてきたのかというと、家庭用のゲーム機に収められている疑似体験ソフトでという人が多いのではないでしょうか。
ですがそうしたソフトで経験する自然や体験は、経験値にはなり得ません。

小さな子供だけでなく、大人であってもなにかを「経験」することはとても大切です。
実際になにかを経験することによって、人は「嬉しい」「楽しい」「怖い」「危ない」といったさまざまな感情を持つことができるのです。
頭をなでられた経験がなければ、それを「嬉しい」と感じることはないですし、人に叩かれた経験がなければ、それを「痛い」と感じることはなく、友達や家族とそれを共有することができず、「思い遣り」を知らないまま人生を歩んでゆくことになってしまいます。
「大袈裟な」と思う人もいるかもしれませんが、「見る」という経験をしたことがなかったため、「魚は切り身で泳いでいる」と実際に思っていた人がいたほどなのです。
ですから、疑似体験だけでなく実際に体験することはとても大切だと言うことができるでしょう。

では、以前より自然に親しみづらい環境の現代で、どうすればそうした体験をすることができるのかと言えば、スマホゲームを活用すればいいのです。
GPSを活用した、実際に足を運ぶことでしか成立しないゲームというのはいろいろあり、目的を果たすために歩き回ることはさまざまな経験をさせてくれることでしょう。
もちろん楽しいことだけでなく危ないこともあるでしょうが、そうした「危険」や「楽しみ」があるということについては、事前に家庭でよく話し合うことがお勧めですし、ルールを守ることもまた「経験」なので、ぜひゲームを活用して子供たちに冒険をさせてみてください。